【家計簿発表】2020年7月~11月
こんにちは、きたひろです。
今回は、11月の家計簿を発表していきます。
エクセルで作るとわかりやすいです。
スプレッドシートでもできます。エクセルがない方は下記も試してみてください!
私の場合は、家賃補助が3万円入り、家賃負担分は給与天引きされています。
そのため「家賃込支出」「実質支出」の2つを設けており、支出からは積立投信分を除いています。
ちょうど5か月分のデータが揃ったので、一般的な一人暮らしの平均支出とも比べながら振り返っていきます。
※平均支出は下記参照
総務省統計局「家計調査報告」家計収支編 2019年(令和元年)/表番号2
2019年の単身勤労世帯(働いている単身者)
ここまで細かく費目を分けていないので曖昧な分類になっていますが、比較すると3万円以上平均支出の方が高いことがわかります。
私は、今年はノートPCを新規購入したり前半期は家計管理が徹底していなかったこともありますので、来年はもっとスリムになります。
平均との差が大きいのが、
1.食費
2.交通・通信
3.教養・娯楽
の3点です。
私なりのコツを少しお話します。
1.食費
コンビニ、ウーバーイーツ、マクドナルドは明らかに貧乏な若者へのマーケティングを強化しています。こんなサービスは「害悪」でしかありませんので利用してはいけないのです。
・美味しくない
・高い
・添加物だらけで健康に悪い
コンビニは前から言われている話です。
ウーバーイーツは、対面である程度お客さんが掴める美味しい店なら、経費ばかり嵩むのでやらない方へ舵を切っています。要するにやっている店はクオリティが悪い。
マクドナルドもファンの方には申し訳ないですが、あれの何が美味しいのか分かりません。同じ値段を出してスーパーで総菜買う方が絶対美味しいです。
この3つをやめるだけで食費は大幅に節約できます。
さらに、楽天ユーザーの方は楽天ペイ等、普段使うサービスのポイントをQRコード決済に誘導することで食費を浮かせることができます。
私も今年はすでに1万円以上は浮かせています。
2.交通・通信
恐らく通信費の払いすぎでしょう。
・2年に1回くらい大した理由もないのに買い替え
・「乗り換えオトク」という文言のウラを知らない
・毎月8000円以上払っている
全て大手通信3社の罠です。
そもそも、通信インフラなど本来「儲からないビジネス」、基地局の設置や維持にそこそこの値段がかかるのです。多数の店舗維持費も加わります。
それなのにソフトバンクが日本で大企業ともてはやされている時点で疑うべきです。
その利益は「皆さんからぼったくる」ことで成り立っているのです。
格安SIM業者に乗り換えるだけで、月3000円程度になるのです。
乗り換えるといっても、今あるスマホの「SIMロック」を解除し、カードを入れ替えるだけです。
・そこそこの回線速度
・そこそこの通信品質
・店舗の鬱陶しい店員を介さずに契約
・圧倒的低価格
仕事で必要とか、よほどの理由がない限り変えて良いと思います。
3.教養・娯楽
詳細は分かりませんが、「月額課金サービス」に相当お金を吸い取られている可能性が高いです。
よく考えてみてください。「〇〇放題」って、そんなに使ってますか?
私のような飽きっぽい人は絶対無理なので払い損です。
個人的に、ある程度有用性のあるサービスは
・Amazonプライム (お急ぎ便無料、映画見られる)
だけです。
実質の月額が500円以下なので、この程度なら許せるでしょう。
ただしAmazonプライムも楽天市場など複数のネット通販を使う人には不要です。
人によっては月5000円~1万円近く払っている人もいるようです。
そんなことにお金を払うくらいなら、健康的な食事や親しい人との交際費に使う方が人生プラスになるはずです。
上記が私が気になった3点です。
支出は、もちろん未来のために大切なものもあります。節約が全てとは思いません。
でも、使っているのに満足できていない支出は単なるムダです。
私を含めた大半の一般人(貧乏人)は、
・節約して資産を貯め、運用で増やす
・副業して資産を貯め、運用で増やす
しかないのです。そして副業と比べて圧倒的に短期間で成果が出るのが節約です。
貧乏のままで良い、宵越しの金を持たないのも人生ですが、それが嫌なら地道に取り組んでいくしかありません。
取り組めば必ず今月から変わります。
節約方法や家計等はコメント頂ければ、可能な限りでアドバイスも致します。
よろしくお願いします。
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【個別銘柄紹介】伊藤忠商事(8001)
こんばんは、きたひろです。
株式投資を始めようとするときに最後に悩むのが、「どの銘柄を買うか」です。
よく巷では「〇〇がキテる!」と見かけますが、どこまで当たってるのか謎です。
中には悪質なものもあり、「カモが買ってきた時点で売り抜ける」前提で投稿している人もいます。
そういった投資で一山当てている人もいますが、間違いなくごく一部です。
(本当にそれが簡単にできるならみんな会社員やめてます、あほらしいから)
私が紹介する銘柄は、基本的に一攫千金を狙わず中長期的な成長が見込める銘柄で
・値上がり益
・配当
を重視する方針です。
※投資に絶対はありませんので、最後は自己判断・自己責任でお願いいたします
今回は第一弾として、
証券コード:8001
を紹介していきます。
結論から言います。大企業の中ではかなりおススメできる銘柄です。
1.会社概要
2.業績
3.チャート
4.株価指標
5.同業他社比較
6.懸念点
1.会社概要
五大商社の1つ。
繊維系商社からスタートした企業だが、現在は三菱商事と業界トップの利益を争う程の大企業へ成長。
石油以外の非資源分野が突出して強く利益の8割前後は非資源分野で上げているため、五大商社の中でも資源価格の変動に強い。
2.業績
(百万円)
コロナの影響を受けていますが、今期最終利益予想4000億円が実現すれば、文句なく五大商社でトップの利益になります。
現状、半期分の決算が出ていますが、最終利益2512億円となっており進捗は50%超で会社の予想以上に進捗しています。
3.チャート
2000/1~2020/12
リーマンショック後は右肩上がりになっています。
4.株価指標
伊藤忠 | 東証一部平均 | |
PER(倍) |
10.7 | 22.2 |
PBR(倍) | 1.34 | 1.2 |
配当利回り(%) | 3.07 | 1.89 |
※参考
PER=株価収益率 (株価÷1株利益) 数値が低いほど割安・高いほど割高
PBR=株価純資産倍率 (株価÷1株純資産) 数値が低いほど割安・高いほど割高
配当利回り=年間配当金÷株価 基本的には「今期予想配当利回り」を示す
伊藤忠は東証一部に上場している企業ですが、一部平均と比べて割安な株価でなおかつ配当利回りも高いです。
割安な理由ですが、原油価格が下落傾向だったために商社自体に人気がなく買われにくいためとみています。今後、原油価格が反転すれば、伊藤忠含めた商社にも光が当たるかもしれません。
5.同業他社比較
2000/1~2020/12
値動きに関しては、2018年以降は伊藤忠一強です。
原油価格が大きく上昇する場合は、2006~2008年のように三菱商事の方が株価は上がる可能性があります。
ただし、当時は最高値で原油が147ドル=1バレルという途方もない値段がつけられていました。現在の3倍以上です。70ドル前後までなら戻す可能性もありますが、さすがに140ドルまで上がる可能性はかなり低いでしょう。
ちなみに今期の予想利益は下記の通りになります。
予想最終利益(億円) | |
伊藤忠 | 4000 |
三菱 | 2000 |
三井 | 1800 |
住友 | -1500 |
丸紅 | 1500 |
比べるまでもありません。
配当利回りだけ見れば三菱商事に分がありますが、今期利益が前期比6割減という状況で、配当もかなり無理して出している状況です。
伊藤忠は今期利益が前期比2割減と踏みとどまっています。
6.懸念点
死角がないように見える伊藤忠ですが、個人的に懸念しているのは下記3点
・中国関連がかなり多いので、政治的なリスクは大きめ
・ファミリーマート完全子会社化とのことだが、本当に立て直せるのか問題
・万が一資源価格が暴騰すると同業他社と比べ利益面は見劣りすることになる
直近数年は上記懸念もさほど問題ないと思い投資していますが、政権交代や景気の動向によっては懸念が表面化する可能性もあります。
<結論>
少々懸念はあるものの、配当利回りや直近の業績が良く、商社株はあのウォーレン・バフェットも買った株です。
初心者でも安心して買いやすく、100株でも30万円以内で資金的にも買いやすいでしょう。
100株の資金がない方やもっと少額から始めたい方は、SBIネオモバイル証券で1株単位で購入できます。
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【第3回】株式投資の始め方
こんばんは、きたひろです。
今度は第3回です。
第1回で投資方針、第2回で証券会社の選定までお話しました。
第3回は、「投資対象の選定」です。
株式投資、といっても様々な種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。
1.日本株
a.東証一部
b.東証二部
c.マザーズ
d.ジャスダック
2.米国株
3.新興国株
1.日本株
バブル期は世界最大の株式市場だった日本ですが、今は米国の7分の1くらいの規模しかありません。ただしそれでも世界有数の市場です。
<メリット>
・日本円で買えるのでわかりやすい
・為替の影響を受けない
・情報開示が日本語なのでわかりやすい
・優待がある
<デメリット>
・「配当出さない、投資もしない」守り一辺倒のゾンビ企業が多い
・外国投資家が多く海外に翻弄されやすい
2.米国株
文句なしに世界最大の株式市場です。
<メリット>
・人口増加や経済成長が見込めるので将来的な株価上昇の期待を持てやすい
・IT企業や成長し続けている大企業が多い
・増配企業も多い
<デメリット>
・米ドルで買わないといけないので為替リスクがある
・日本と米国で配当金二重課税を受けるため確定申告で返してもらう手間がある
・全体的に値動きが激しく暴落した時のダメージが著しい
3.新興国株
中国、ベトナム、フィリピン…アジアではこういった国になるでしょうか。
成長著しい国が多いですね。
<メリット>
・先進国では考えられないようなリターンが見込める可能性がある
<デメリット>
・情報開示がきちんとされているか怪しい
・為替リスクが大きく手数料も高い
・そもそもメジャーな証券会社で扱っていない株が多い
基本的には、初めての方は1.日本株が無難です。
投資は慣れてこれば日々の習慣と変わらない行為ですが、初めは価格変動に慣れず、
「得体の知れないもの」を買っているような気持ちになります。
だからこそ最初は「分かりやすさ」が大切で、やはり日本株が一番わかりやすいんです。
日本株の中では、やはりa.東証一部で有名企業から始めるべきでしょう。
ベンチャー株をごり押しする人もいますが、値動きの大きさを考えればほとんどの初心者には不向きです。
仕事中でも動きがあまり気にならず投資ができる点は非常にいいと思います。
…あとは銘柄選んで買うだけです。
配当株については、また次回以降でご紹介します。
【絶対やるべき】家計簿のすすめ
こんばんは! きたひろです。
みなさん、家計簿つけてますか???
「えーそんなの面倒だよ」って言ってつけてない人多いと思います。
でも、家計簿は絶対につけた方が良いです。
家計簿のすすめ 家計簿を絶対やるべき3つの理由
1.何に使ったか分からないお金がなくなり、イライラしなくなる
2.適切な出費か意識するようになる
3.お金に対する価値観が明確になる
1.何に使ったか分からないお金がなくなり、イライラしなくなる
よくFP関係の記事で出てくる「使途不明金」
家計簿をつけている僕からすれば意味不明です。自分で使っているのに使途不明って、異様ですよ。
家計簿をつければ間違いなくなくなります。出費をしっかり記録するので当たり前ですけどね。
どこにいくら使ったか明確になることにより、「なんでこんなにお金がないんだーーーーー」とならず、イライラせずに済みます。
2.適切な出費か意識するようになる
日々、何気なく使うお金にも実は無駄な出費があります。家計簿がないとそれに気づけません。
特に月々利用料を払うサービスは、払う金額に見合う価値があるかどうかは確認すべきです。家計簿をつけることで、より意識するようになるのです。
3.お金に対する価値観が明確になる
自分がどこに重きを置くか、家計簿をつけることで明らかになります。
・住まい
・服
・食事
・趣味
などなど…
どこにお金をかけるタイプなのか分かります。僕の場合は、スーツ類>趣味>>住まい>>食事 という感じです。
そしてその価値観とほぼ同じウエイトでお金を使っています。
価値観と使うお金のバランスが悪いと、
「高級品買ったのに満足しない」
「コース料理が全然幸せじゃない」
となってしまいます。
家計簿をつけて見返していけば、徐々にバランスも整います。
…と3つ理由を出しましたが、それでも
「つけるの面倒」というのは事実です。
そんな僕は、「スプレッドシート家計簿」で解決しています。
excelの場合はオフィスソフトがないといけませんが、googleスプレッドならどんなPCでも使えます。
下記に貼り付けておきますので、是非使ってみてください!
月ごとの支出、収入を記入すれば、合計が出るようになっています。
赤数字、青数字部分は数式が入っています。
頑張って、つけてみましょう。
【第2回】株式投資の始め方
こんばんは! きたひろです。
今回は前回に引き続き、【第2回】ということで、実際にどう株式投資を始めていけばいいのかお伝えします。
※第1回まだ見てない方は、順番に見てください!
1.証券会社の選定
投資方針や予算が定まったら、いよいよ証券会社を選んでいきます。
株式投資は、原則銀行ではできません。資産運用はできても株式投資は専門外です。
証券会社には大きく分けて3分類されます。
・ネット証券
・銀行系証券 (三菱UFJモルガンスタンレー証券、みずほ証券…)
3分類、とは言ったものの、基本的におススメできるのはネット証券のみです。
独立系証券は、「お金持ちでカモにされない自信がある方」には良い情報が回ってくる可能性があるので、100%やめた方が良いとまでは言えません。
詳細は伏せますが、知り合いの知り合いでメルカリが新規上場する際にIPOで某大手独立系証券から1000株融通してもらい、投資額の倍近い儲けになった話があったりします。
ただしこれは例外ですので、私を含めた一般人はネット証券一択です。
以下はネット証券に絞って話していきます。
ネット証券で選ぶ決め手になるのは、この4点です。
・使いやすさ
・ポイントや銀行とのサービス連携
・取り扱い商品の豊富さ
・手数料
この4点を全て満たしているネット証券は、2社のみです。
SBI証券(+SBIネオモバイル証券)
とりあえずこの2社(正式にはネオモバイル証券は別会社なので3社)を登録しておけば間違いありません。
・使いやすさ
2社ともアプリからの操作が快適です。
SBIネオモバイル証券はちょっとお粗末ですが、位置付けとしてSBIのサブなので問題ありません。
個人的にはSBI証券の方が好きですが、楽天証券と大差ないです。
<SBI証券>
<SBIネオモバイル証券>
※いきなり資産状況が出ます…
<楽天証券>
・ポイントや銀行とのサービス連携
<楽天証券>
楽天銀行との連携(マネーブリッジ)
…預金金利0.1%に化けます。
楽天ポイントとの連携
…株式投資にポイントを使えます。
<SBI証券、ネオモバイル証券>
住信SBIネット銀行との連携
…預金金利が0.01%になります。
Tポイントとネオモバイル証券の連携
…株式投資にポイントを使えます。
・取り扱い商品の豊富さ
最初は日本株だけ、かもしれませんが投資を続ける中で、他の商品も購入して分散させる取り組みは必要になります。
その際にそのまま取引を広げられる方が便利です。ここは楽天証券もSBI証券も、さすがは最大手クラスのネット証券。
オールラウンダーなので死角はほぼありません。
・手数料
昔はこの手数料で2社に勝る会社もありましたが、楽天とSBIが追随したためメリットがなくなりました。
<SBI証券>
1日100万円までの取引で手数料0円
※アクティブプラン
ただし、100株購入しないといけない銘柄が多いので、50万〜100万円程度ないと買えない株も多いです。
例えばSONY、2020/11/26現在9754円なので97万5400円必要です。
お金がない場合1株単位で買うことも不可能ではありませんが、その際は買った金額の0.5%が手数料になるため割高です。
<楽天証券>
1日50万円までの取引で手数料0円
※いちにち定額コース
楽天証券に関しては基本的に100株単位での取引のみになります。なので100株買うお金が足りなければ買えません。
<SBIネオモバイル証券>
月50万円以内の取引なら月220円
※ただしTポイントが200円分ついて株式購入に使えますので実質 月20円
無料でないので高く見えますが、SBIネオモバイル証券の特徴は
「1株でも何株でも上記手数料のみで売買できる」
ことにあります。
この魅力は大きく、1株単位の取引に限れば他社と比べても手数料体系がシンプルで、そのためだけに使う価値があります。
1か月で実質20円なら、十分許せる範囲のコストだと思います。
長くなりました。
他のネット証券にも特色はあるので、キャンペーン目当てで開設するのはアリですが、最初は上記3社からいきましょう。
2.証券口座の開設
ネット環境、スマホ、マイナンバーカード(なければ通知カードと免許証)
これさえあれば簡単に開設できます。
ホームページにアクセスして口座開設をクリックするだけです。
<楽天証券>
最短5分で口座申込を完了! | 総合口座の申込み | 楽天証券[PC]
<SBI証券>
<SBIネオモバイル証券>
慣れないうちは時間かかりますが、それでも1時間程度で開設と本人確認書類の提出まで終わるはずです。最近は本人確認ですら、写真撮影してアップロードで終わります。
審査が入りますが、大体3日くらい。
開設できない人の条件にさえ当たらなければ落とされることはほぼないですし、一般人が当てはまることはありません。
文章にすると長くなりますが、実際にやってみるとそこまでの労力はかかりません。
お家でダラダラしながらでもできますので、とにかく口座を作りましょう。
作ってようやく「投資のスタートライン」です。
【第1回】株式投資の始め方
こんばんは! きたひろです。
コロナ真っ最中でも絶好調なものがあります。
それは、「株」です。
給与が減るボーナスが減る…なのに株は上がって配当は貰える。
なんていう不公平(?)がまかり通っています。
株をやっている人がその恩恵を得て、そうでない人は永遠に置いて行かれるのです。
「いやいや、もう遅いって」「高すぎて買えないよ」
そういう声も聞こえます。
日経平均株価の値動きを見れば、98年1月時点の株価より高いことがわかります。確かに高い。
では、こんな株ならどうでしょう?
2002年1月〜2020年11月25日
三菱東京UFJ銀行の株価です。
ほとんど上がっていません。
これでもしっかり利益を出して配当も出し続けています。
UFJも日経平均株価を構成する1銘柄なのに、これだけの差があるのです。
詳しい説明は省きますが、日経平均株価は225銘柄の平均を出しているだけなので、銘柄によって値動きに対する影響度合いが大きく異なります。
UFJはその影響度合いが少なすぎるので、UFJが全然上がっていなくても日経平均株価は上がるのです。
つまり、
「銘柄によってはまだまだ買える」
ということです。物事を始めるのに遅すぎることなんてありません。
「下がってから」という方、恐らく一生踏み出すことなく終わるでしょう。
何事も始めてみるのが大事です。
前置が長くなりました。
【第1回】株式投資の始め方と題して、最初の心構えや方針の部分を話していきます。
1.株式投資の目的を考える
これが最も重要です。なぜなら、
・日々の生活を少しでも豊かにしたい
・副収入的なものが欲しい
・とにかく早くお金持ちになりたい
・仕事辞めて株だけで食っていきたい
などなど、目的に応じて投資手法は全く異なるのです。
よく配当、優待、テンバガー(10倍株)など手法に飛びつく方がいますが、目的に合わない手法を選んでも満足いく結果は出せません。
副収入目的、日々の生活を豊かにする目的なら、「配当金や優待」がマッチします。
早くお金持ちになりたい、株だけで食っていきたいなら、「テンバガー(10倍株)」がマッチするでしょう。
2.全資産の何割までの損失を許容できるか考える
これも重要です。
いくら「早くお金持ちになりたい」と思っていても全資産の10%の損失を許容できないレベルだと、間違いなくリスクに耐えられず不適切な損切りをしてしまいます。
早くお金持ちになりたければ、株式投資の場合は相当のリスクを背負って集中的に数銘柄に投資していかなければいけません。もしも全資産100万円を2銘柄に分けて50万ずつ投資し、万が一片方の銘柄が買値の50%になったら25万円の損失です。全資産-25%、耐えられますか?
極論ですが、集中投資すればするほど影響は大きくなります。
テンバガーに該当するような銘柄は、
3000円→1600円→7000円→2000円
1年間でこんなメチャクチャな値動きすら珍しくありません。
3.いくら入金できるか考える
人によって余力は違いますし、入金できる額も違います。
当たり前ですが、10万円しかない人が100万円の株は買えません。
10万円でも投資はできますが、3%増やしても3000円しか増えません。これが100万円なら3万円、1000万円なら30万円になるのです。
金額によっては、株式投資の前にそもそも家計改善(節約)を行わなければいけない場合もあります。
僕の持論として、株式投資を始めるなら「100万円」は最低限欲しいです。
これだけの金額があって初めて一攫千金のような投資手法から配当、優待等安定的な運用手法までの自由度が出せるのです。20代後半で100万円すらない方は家計そのものに問題があるので、節約から取り組みましょう。
この3つを考えて、ようやくスタートラインです。証券会社を選んでいくのはここからです。
ネット上では、今〇〇株がアツいだの、証券会社は〇〇がオススメだの、分かりやすい記事が数多くありますが本質を見失ってはいけません。
そういう情報も大切ですが、自分に合う情報を選び取るためにも心構えや方針が大切なのです。
【緊急回避的節約術】家計をすぐに黒字にする節約5選
「来年から一人暮らしだけど生活できる自信がない」
「今一人暮らししていて毎月赤字orギリギリ」
こういった方がコロナで増えてしまった気がします。
特に切羽詰まっている方は、「何とかしたい!」と心の底では思っているはずです。
でも「給与は上がらない」し「節約もうまくいかない」と結果的に挫折してしまっている方に必見です!
"ひとり暮らし向け緊急回避的節約術5選"
1.スマホや固定回線の契約を安い業者へ切り替える
2.自動車保険以外の保険をすべて解約する
3.コンビニ入店を禁止する
4.光熱費の契約を見直す
5.日々の生活を全てクレジットカードの一括決済にする
1.スマホや固定回線の契約を安い業者へ切り替える
効果:月5000円前後の節約
世の中の9割が、通信費を払いすぎです。
・毎月の通信量や通話時間を把握していない方
・意味もなく2年ごとにスマホを買い替えている方
この3点のいずれかに当てはまる方は間違いなく「自分に合っていないプラン」に入っています。
よくあるのが、家では光回線があって出先でもほとんどネットを使わないのに「月5GB以上」のプランで契約しているパターン。こういった方は、通信量をスマホで確認すると1GBくらいしか使っていません。
ちなみに「たった1GB」でもこんなことができます。
・検索ページ 約1000回
・メール 約5万通
・地図表示 約300回
・youtube 約2時間
4つ全部できますよ、どうですか?出先でこんなに使ってますか?
自宅に光回線や固定回線があるなら、1GB~3GBもあれば十分です。固定回線がなくても動画や映画観まくりでなければ5GBくらいで足ります。
通話はほとんどの方が10分/1回もしていないでしょう。友人との長電話なら固定回線経由でSkypeやLINEで事足ります。
このくらいの利用なら格安SIM業者の契約で十分まかなえますし、自宅であまり動画も観ない方は固定回線も要りません。
格安SIM業者は調べていただければ多数存在しますが、初心者は下記がおススメです。
・Yモバイル
いずれも、月3GB~5GB程度の通信なら月3000円未満で利用できます。
※2020年11月24日現在、楽天モバイルは1年間無料のキャンペーン中
固定回線はよほどのゲーマーや動画編集者でもない限り一旦解約の上、スマホのデザリング中心で頑張ってみる方がいいです。そのうえで必要と思うなら契約し直せばいいです。
2.自動車保険以外の保険をすべて解約する
効果:月6000円前後の節約
僕はそもそも保険には一切入っていませんが、独身一人暮らしの人にとって「守らなければならないもの」って何でしょうか?
「自分の生活」です。根本的にはそれしかありません。
自動車保険を除外しているのは、車を運転する方にとって自動車事故は「一瞬」であなたの生活を壊すからです。
例え相手が信号無視して横断歩道を渡っている子供や老人でも、事故を起こしたら確実に損害賠償を請求され、最悪の場合億単位の請求になります。払えません。
…逆に言えばそれ以外に、自分の生活を壊すものがないんです。
日本はいざという時は国が守ってくれます。
・健康保険(医療保険)
・年金保険
・雇用保険
・労災保険
会社員や公務員なら上記全て加入しています。
自営業や無職でも、健康保険や年金保険は加入しています。
病気をしても、リストラされても、仕事中ケガをしても、国が守ります。
民間の保険の出番がないレベルで国が守ります。
万が一高額医療になっても、一定額以上の負担は国が払います。
独身なら死んでも困る人はまずいませんし、葬式代は貯金から払ってもらえば良いのです。
じゃあ何でみんな入っているかって?保険会社の長年の洗脳の成果です。
これでも民間保険に契約する意味、ありますか?
3.コンビニ入店を禁止する
効果:月5000円前後の節約
週3回以上コンビニへ行ってちょこちょこ数百円~1000円の買い物をしている方、いますぐやめましょう。
同じ商品をスーパーで探してみてください。3割以上安いことに気づくはずです。
質は…スーパーの方が上のことすらあります。カラクリとしては単純で、スーパーの方が「大量仕入れ、大量販売、効率の良い在庫管理」ができるからです。
コンビニという一時の便利さのために、オーナーや従業員が会社に搾取されている現実にも、もっと目を向けるべきです。
僕は数年前からコンビニでほとんど買い物をしません。元々は月2万円使うヘビーユーザーでしたが、今は月1000円未満です。
4.光熱費の契約を見直す
効果:月500円前後の節約
金額は少ないですが、半永久的な効果があります。
都市ガスなら、電気とガスをまとめて割引という手段も使えます。
オール電化なら、時間帯別料金制にすると安くなる可能性もあります。
プロパンガスの場合は、電気だけでも見直しましょう。
結果的に空振りになる場合もありますが、何もしないよりはマシです。
5.日々の生活を全てクレジットカードの一括決済にする
効果:月500円分くらいポイントがつく
現金で払う必要は、もうありません。
食費、光熱費、通信費、雑費、全てがクレジット決済可能です。
年会費が永年無料のカードはいくらでもあり、ポイントが1%前後付与されます。
・ヤフーカード
個人的にはこの3枚が三強です。
それぞれポイントの使い道が幅広く、特に楽天ポイントは現金同等物レベルで使えます。そもそも現金や銀行振り込み/引き落としは煩雑だしポイント付かないし割引や特典もなく、選ぶ意味がありません。
カードはリボ払いが恐ろしいだけで、一括払いのデメリットはありません。
5選にしましたが、全部やる必要はありません。
どれか2つか3つだけでもやれば数万円の節約が可能になります。
節約というと、「ケチ」「我慢」「不便」という想像をする方がいますが、そんな節約は根本的に間違った節約です。逆に浪費してリバウンドするのでやめた方が良いです。
節約の基本理念は「効率化」「最適化」「必要十分」であり、それを目指すのが節約です。
タイトルにあえて「緊急回避」と入れましたが、、、
続かなければ意味がないんです。