【第1回】株式投資の始め方
こんばんは! きたひろです。
コロナ真っ最中でも絶好調なものがあります。
それは、「株」です。
給与が減るボーナスが減る…なのに株は上がって配当は貰える。
なんていう不公平(?)がまかり通っています。
株をやっている人がその恩恵を得て、そうでない人は永遠に置いて行かれるのです。
「いやいや、もう遅いって」「高すぎて買えないよ」
そういう声も聞こえます。
日経平均株価の値動きを見れば、98年1月時点の株価より高いことがわかります。確かに高い。
では、こんな株ならどうでしょう?
2002年1月〜2020年11月25日
三菱東京UFJ銀行の株価です。
ほとんど上がっていません。
これでもしっかり利益を出して配当も出し続けています。
UFJも日経平均株価を構成する1銘柄なのに、これだけの差があるのです。
詳しい説明は省きますが、日経平均株価は225銘柄の平均を出しているだけなので、銘柄によって値動きに対する影響度合いが大きく異なります。
UFJはその影響度合いが少なすぎるので、UFJが全然上がっていなくても日経平均株価は上がるのです。
つまり、
「銘柄によってはまだまだ買える」
ということです。物事を始めるのに遅すぎることなんてありません。
「下がってから」という方、恐らく一生踏み出すことなく終わるでしょう。
何事も始めてみるのが大事です。
前置が長くなりました。
【第1回】株式投資の始め方と題して、最初の心構えや方針の部分を話していきます。
1.株式投資の目的を考える
これが最も重要です。なぜなら、
・日々の生活を少しでも豊かにしたい
・副収入的なものが欲しい
・とにかく早くお金持ちになりたい
・仕事辞めて株だけで食っていきたい
などなど、目的に応じて投資手法は全く異なるのです。
よく配当、優待、テンバガー(10倍株)など手法に飛びつく方がいますが、目的に合わない手法を選んでも満足いく結果は出せません。
副収入目的、日々の生活を豊かにする目的なら、「配当金や優待」がマッチします。
早くお金持ちになりたい、株だけで食っていきたいなら、「テンバガー(10倍株)」がマッチするでしょう。
2.全資産の何割までの損失を許容できるか考える
これも重要です。
いくら「早くお金持ちになりたい」と思っていても全資産の10%の損失を許容できないレベルだと、間違いなくリスクに耐えられず不適切な損切りをしてしまいます。
早くお金持ちになりたければ、株式投資の場合は相当のリスクを背負って集中的に数銘柄に投資していかなければいけません。もしも全資産100万円を2銘柄に分けて50万ずつ投資し、万が一片方の銘柄が買値の50%になったら25万円の損失です。全資産-25%、耐えられますか?
極論ですが、集中投資すればするほど影響は大きくなります。
テンバガーに該当するような銘柄は、
3000円→1600円→7000円→2000円
1年間でこんなメチャクチャな値動きすら珍しくありません。
3.いくら入金できるか考える
人によって余力は違いますし、入金できる額も違います。
当たり前ですが、10万円しかない人が100万円の株は買えません。
10万円でも投資はできますが、3%増やしても3000円しか増えません。これが100万円なら3万円、1000万円なら30万円になるのです。
金額によっては、株式投資の前にそもそも家計改善(節約)を行わなければいけない場合もあります。
僕の持論として、株式投資を始めるなら「100万円」は最低限欲しいです。
これだけの金額があって初めて一攫千金のような投資手法から配当、優待等安定的な運用手法までの自由度が出せるのです。20代後半で100万円すらない方は家計そのものに問題があるので、節約から取り組みましょう。
この3つを考えて、ようやくスタートラインです。証券会社を選んでいくのはここからです。
ネット上では、今〇〇株がアツいだの、証券会社は〇〇がオススメだの、分かりやすい記事が数多くありますが本質を見失ってはいけません。
そういう情報も大切ですが、自分に合う情報を選び取るためにも心構えや方針が大切なのです。