【第3回】株式投資の始め方
こんばんは、きたひろです。
今度は第3回です。
第1回で投資方針、第2回で証券会社の選定までお話しました。
第3回は、「投資対象の選定」です。
株式投資、といっても様々な種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。
1.日本株
a.東証一部
b.東証二部
c.マザーズ
d.ジャスダック
2.米国株
3.新興国株
1.日本株
バブル期は世界最大の株式市場だった日本ですが、今は米国の7分の1くらいの規模しかありません。ただしそれでも世界有数の市場です。
<メリット>
・日本円で買えるのでわかりやすい
・為替の影響を受けない
・情報開示が日本語なのでわかりやすい
・優待がある
<デメリット>
・「配当出さない、投資もしない」守り一辺倒のゾンビ企業が多い
・外国投資家が多く海外に翻弄されやすい
2.米国株
文句なしに世界最大の株式市場です。
<メリット>
・人口増加や経済成長が見込めるので将来的な株価上昇の期待を持てやすい
・IT企業や成長し続けている大企業が多い
・増配企業も多い
<デメリット>
・米ドルで買わないといけないので為替リスクがある
・日本と米国で配当金二重課税を受けるため確定申告で返してもらう手間がある
・全体的に値動きが激しく暴落した時のダメージが著しい
3.新興国株
中国、ベトナム、フィリピン…アジアではこういった国になるでしょうか。
成長著しい国が多いですね。
<メリット>
・先進国では考えられないようなリターンが見込める可能性がある
<デメリット>
・情報開示がきちんとされているか怪しい
・為替リスクが大きく手数料も高い
・そもそもメジャーな証券会社で扱っていない株が多い
基本的には、初めての方は1.日本株が無難です。
投資は慣れてこれば日々の習慣と変わらない行為ですが、初めは価格変動に慣れず、
「得体の知れないもの」を買っているような気持ちになります。
だからこそ最初は「分かりやすさ」が大切で、やはり日本株が一番わかりやすいんです。
日本株の中では、やはりa.東証一部で有名企業から始めるべきでしょう。
ベンチャー株をごり押しする人もいますが、値動きの大きさを考えればほとんどの初心者には不向きです。
仕事中でも動きがあまり気にならず投資ができる点は非常にいいと思います。
…あとは銘柄選んで買うだけです。
配当株については、また次回以降でご紹介します。